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○椎間板ヘルニアン憲法第13条
第十三条 : 周囲の無理解は覚悟せよ。
ヘルニアが「心を壊す」という理由の一つです。
周囲はヘルニアの苦しみを理解してくれない。
これは特に会社勤めをされている方や家事を担当していたお母さん等に多く見られます。
椎間板ヘルニアの厄介なことは何か。
強烈な痺れと腰痛で身体が不自由になる。
これが代表的な症状です。酷いと本当に寝たきりとなります。
そして、それとは別にある厄介な事。
身体が動かない点以外は極めて健康である。
という事です。
風邪を引いた時のような「気だるさ」「悪寒」等は一切ありません。
身体を楽な姿勢に保っている限り、本当に元気ピンピンなのです。
※初期に見られるあらゆる姿勢で痛みが出るケースは別。
つまり、家族との会話は普通に出来ますし、本を読んだりテレビを見たりするのは全然平気なのです。
なので、安静入院のような状態になり、どうしても周囲からは「何だ元気じゃん」と見られがちになるのです。
これがいけない。大きな誤解です。
ヘルニアンは「動きたくても動けない」というストレスに悩んでいます。
頭は冷静だから、嫌という程考えてしまい、悩んでいます。
身体の一部に起こっている痺れによって、生活そのものが送れなくなっている状態。
これは本当にストレスです。
そんな辛いヘルニアンの気持ちを誰も理解してくれません。
だって、外から見ると本当にピンピンしているように見えるから。
この、ヘルニアンとその周囲の人間の感じ方、見え方の違いは結構致命的です。
- 「何だ、ヘルニアってそんなに重たいものじゃないんだ」
- 「一日中家にいるんだったら、部屋の片付けくらいしておいてくれよ」
- 「選択、皿洗いくらいできるだろうに。」
- 「いつまでも寝てないで出来る事は自分でしたら?」
といったように、段々と「寝たきり」のヘルニアンに対して皮肉を口にしてしまいます。
これがヘルニアンには思いのほか辛い。
できるものならとっくにしてるよ!
と言いたくなるのです。
どうしてわかってくれないのか? こんなに辛い思いをしているのに・・・
これは、ヘルニアンの宿命です。
わかってもらえる事が奇跡であると考えてください。
相手も悪気がある訳ではないんです。
ただ、わからないだけなんです。
そして、やっぱり世の中は「変化」が起こる事を極端に嫌う「循環型」の仕組みです。
ヘルニアによって急ブレーキをかけられた状態を受け止めるだけの余裕が社会には無いのです。
理解を得られるように努力をするのは大切ですが、過剰な期待は禁物です。
理解してもらえたらラッキー
それくらいの気持ちで居てください。
最初は皆親切です。とても親身になってくれます。
でも、3週間くらいから、徐々に雲行きが変わってきます。
これは「いつまでこの状態なんだよ」という周囲のストレスでもあるのです。
ヘルニアンは「発症前」の自分のリズムと「発症後」の自分のリズムを別物と考えましょう。
世の中の流れから一旦離れた自分を意識しましょう。
無理に社会の流れについていく必要はありません。
無理にしがみつき、大きな後悔を背負った人が沢山います。
この先も続く、人生という長い道を見据えて動きましょう。
社会の流れに乗っている人と、一時停止したヘルニアン。
理解しあえる方が実は不思議なのですから。
椎間板ヘルニアとは
人生の一時停止みたいなもの。
流れ続けている人の理解は
中々得られるものではない。






