○ 自宅で「痺れ」「痛み」を改善したいヘルニアンへ。
ヘルニアンの大問題
「お金に余裕無し」
これはヘルニアンに限らず、日本人の大多数が直面する問題です。
問題なのですが、ヘルニアンの場合は結構重たくのしかかってきます。
何故なら・・・・・
1.仕事を続けられない状態にある ⇒ 収入の断絶の恐怖
2.収入が無くなり、臨時出費が増える現実 ⇒ ダブルパンチ状態。
3.更には回復までの道筋が見えない ⇒ 費用総額が見当つかない。
この非情なる現実が襲い掛かってくるからです。
生活にそれ程余裕がある訳ではない。収入が続いてこそ維持できている生活。
そんな状態でのヘルニア発動は非情に厳しい問題です。
だから、ヘルニアンの多くは最初にこう考えるのです。
「自分で何とかできないか」
自宅でできる、自分でできる腰痛体操は世の中沢山あります。
ヘルニアなんて腰痛の酷くなったものだろうから、腰痛体操で何とかならんか。
希望的観測によってヘルニアンは困難に立ち向かいます。
大丈夫、管理人だってそうでした。必死に骨盤体操してました。
でも、駄目でした。
管理人の場合は良くて現状維持だったのが現実です。
でも、管理人はヘルニアの程度が結構重かったからの事であり、症状の軽い人なら在宅対処でも改善する可能性は十分にあります。
また、当時の管理人が気付けてなかった要注意項目もあります。
そういった点を踏まえて取り組む事によって、より高い効果をより安全に望める可能性はあると思います。
自宅でできる改善法は「再発を防ぐ予防法」と全く同じです。
いわば「在宅療法」の一つだと思って下さい。
ですので、具体的な方法論よりも「取り組む上での注意点」について紹介していきます。
○ 自分で改善しようとする際の注意点。
自宅で何とか頑張ろうとするヘルニアンへ、同じく自宅で頑張っていた管理人からのメッセージです。
同じ失敗をして欲しくない。
この想いが第一にありますので、感じたままの事をお伝えします。
1.MRIだけは撮ること。
そもそも、「痺れ」や「痛み」だけでヘルニアを連想するのは良くありません。
まずは「ヘルニア」の存在が確かにあるのかどうかを明確にしておくべきです。
本当はヘルニアじゃないのに、ヘルニアの呪縛に捉われる擬似ヘルニアンは多いです。
MRI撮影は必要経費
この感覚で良いと思います。
「かもしれない」「きっとそうだ」は絶対に避けてください。
ヘルニア以外の原因でも下肢は痺れますし、腰痛だって生まれます。
自分の身体にヘルニアは存在するのか、しないのか。
これを明確にしないと、「何の為に」自宅で頑張るのかが見えてきません。
目的のはっきりしない在宅療法は無意味です。
2.痛みや痺れが起こる状態を把握しておく事。
ヘルニアを始めとする神経痛は「神経が圧迫される」ことによって症状を発します。
逆を言えばこういうことです。
神経を圧迫しなければ症状は出ない。
つまり、どの姿勢において症状が出てくるのかを把握すれば、何処に神経圧迫が生じているのかが絞り込めるのです。
これは自宅で安静にしている時に自分で試せます。
これは日常生活の可能な行動を把握する上でも大切ですから絶対に行いましょう。
- 0.直立の姿勢を取れるか。
- 1.どの角度まで前傾ができるか。
- 2.どの角度まで背中を反れるか
- 3.仰向けになれるか
- 4.うつ伏せで疲れないか。
- 5.痺れの部分はお尻の裏側か?
- 6.痺れの範囲は膝の裏まで広がっているか?
- 7.太ももの表側が痺れているか?
- 8.足先に痺れは出ているか?
- 9.指先に痺れは走るか?その痺れはどの指か?
- 10.全く痛みも痺れも無い姿勢はどの姿勢か?
- 11.足を伸ばせるか?(膝を伸ばしても痺れはないか?)
これらの情報だけでもかなり身体の状態が絞り込めます。
これにMRI画像があれば鬼に金棒です。
「MRI」+「身体の状態確認」
この2つの情報を活用して、自分の身体の状態を確認してください。
MRIの際にお世話になった先生に聞くのが一番です。
3.どんな在宅療法であっても責任は自分で取る覚悟をする事。
この内容は本サイトでは何度も何度もしつこく出てきます。
自己責任の覚悟。
日本のヘルニアンというより患者に足りないのは正にここです。
「お任せするから結果保証して」
これは絶対に駄目です。揉め事、恨みつらみの原因になりかねません。
どんな在宅療法であれ、「リスク」はつきものです。
療法起案者の思惑とは別の方法で取り組んでしまい、痛い目にあう場合だってあります。
それは全て実行者自身の責任です。
- 「雑誌の写真通りにやったのに・・・・」
- 「本に書いてある通りにしただけやのに・・・」
- 「ちゃんとテレビの真似したのに・・・・」
思いがけない結果にこのような言葉をこぼされるヘルニアンもいます。
何が悪かったのかはわかりません。
起案者の指示通りにしたつもりでも、できていなかったのかもしれない。
そもそも、自分は「してはいけない例外」にあてはまる状態だったのかもしれない。
その方法自体が実は結構危ないものだったのかもしれない。
そもそも、オーダーメードで作ってもらった方法では無いので、何があってもおかしくないのです。
同じ診断、同じ症状であっても、身体の状態は個人個人で別です。
つまり、診断名ベースで在宅療法を分類するのではなく、個人個人の身体の状態に応じて、取り組む内容を吟味していかないと意味がないのです。
その「分類」の作業を自分で行い、自分の責任で実践するのが「在宅療法」なのです。
だから、実は結構危ない事だってあるんですよ。
なので、「ビリビリ」「ピーン」はあるけれど、病院での診察を無しで自宅で何とかしたいという方はその「リスク」も十分に理解した上で取り組んでください。
意見は様々だと思いますが、実際に診断無しで頑張ろうとした管理人の意見は・・・
「専門家から学びながらの方が効率的だと思う」
という結論です。
段々と各種療法の本質が見えてくると、自分に適した方法、適さない方法が見えるようになりますよ!
管理人からの一言
読んでいれば十分に伝わると思いますが、管理人は余り「在宅療法」での単独回復は賛成ではありません。
やはり、専門家に任せるべき場所は任せるのが「最適であり最善」であると思ったからです。
ラジオ体操一つとっても、その意味、目的を理解しながら行うのと、ただ順序に従って行うのとでは雲泥の差です。
一度理解してしまえば後は自分でできます。
でも、最初の一歩はやはり専門家から学ぶ方が安全だし早いです。
お金に余裕が無いからこそ、早く元気になって遅れを取り戻す。
管理人はそう気持ちを切り替えて、積極的に自分のヘルニア克服に取り組みました。
今にして思えば、「覚悟を決めた瞬間」が全ての分かれ道だったと思います。
「身体の学校」に入学するつもりで、最初は専門家の先生との二人三脚がお勧めです。
そして、最後は卒業をして、自分で自分の身体を守るようになるのが理想的だと思います。
ただし、ヘルニアン憲法第12条の項目は忘れずに!
管理人は思う。
お金に余裕は無くても
必要経費は捻出すべき。






