○ 手術を含め、最速復帰を希望しているヘルニアンへ
手術は根本原因の確定を
済ませてからGO!
働くヘルニアンに多い希望。
「とにかく最速で復帰したい」
これが鉄板の希望です。
仕事がある以上、悠長な事は言ってられない。
生活があるから休んでなんかいられない。
今の痛みが消えるのであれば、働けるのであれば、多少の出費は仕方がない。
すぐ動けるのなら、
手術であっても構わない。
社会人ヘルニアンやアスリートヘルニアンはこう考えます。
そして、速攻で手術に踏み切る人も少なくないのがヘルニアンです。
何せ、ヘルニアンの多くは現実と向き合わないといけないのですから。
ですが、ヘルニアンにとって肝心な事を忘れたままで臨むのは話が違います。
それが「ヘルニアン憲法第9条」です。
これをしっかりとせずに、手術に踏み込むのは危険です。
その典型的なヘルニアンの悲劇がこれ。
術後、痛みが全く取れない。
ヘルニアは無くなったのに、痛みや痺れが残っている。
何故?何故?何故?何故?何故?
この答えは驚く程にシンプルなもの。
原因は別にあった。
これは、「ヘルニア=痛み・痺れ」という直結理論で手術に踏み込んでしまったが為に起こったヘルニアンの悲劇です。
この悲劇は決して稀ではありません。結構あります。
「まさか、自分はそうはなるめぇ」
そうお考えのヘルニアン諸君、自身がヘルニアになった時、全く同じ事を考えていなかったか??
「まさか」が起こりうるからこそ、しっかりと事前の対策や準備が必要なのです。
では、最速復帰を目指す手術希望ヘルニアンが理解すべき事とは何か。それを説明していきます。
○ 「最速復帰」の為にもヘルニアンが術前に理解すべきこと。
1.根本原因を明確にしておく。
ヘルニアンの痛みや痺れの原因が本当にヘルニアから来るものなのか。これは絶対に調べ倒して下さい。
最速復帰の為に手術を行い、ヘルニアを綺麗に取り除いた。だが痛いし痺れる。
こんな悲劇を防ぐ為にも、「ヘルニアによる神経圧迫しか考えられない」と断言できるくらいに調べるべきです。
一度、メスを入れたら筋肉は100%元には戻りません。
そのリスクを承知で手術に踏み切るのであれば尚更、ヘルニアが原発であると調べ倒すべきです。
貴方の身体は世界でたった一つ。あなた以上に心配してくれる人は恐らく母親だけです。
自分の身体は徹底的に大事にしましょう!
2.痛み・痺れが「0」にならないかもしれない事を理解する。
椎間板ヘルニアというものは、長年の疲労蓄積から起こるケースが殆どです。
最後の「引き金」こそが強い負荷であったとしても、それまでの「見えない疲労」が身体を少しずつ蝕んでいたのは間違いありません。
そんな疲労困憊の状態で初めて治療に臨んでいる以上、「手術でケロッと痛みや痺れが消える」とは考えない方が良いです。
勿論、劇的に痛みや痺れが改善するのは良くあります。
ただし、100%消えるという事は流石に高望みである、という事です。
7~8割改善したらまずは御の字。
このくらいの気持ちで手術に臨み、術後は残った痛みや痺れを身体の改革を通して消し込んでいくと考えてください。
ヘルニアになるというのは、よっぽど身体が疲れている状態なのですから。
頑張った身体に感謝をして労わってあげましょう。
ここで術後に無理をしてヘルニア再発のケースが結構多いです。
働くヘルニアンは要注意!
3.ヘルニアとは関係の無い問題が発生する可能性を理解する。
「手術」について、ヘルニアンが忘れがちな事。
筋肉を切るという事のリスク。
メスによって患部を開くという事は筋肉を切るという事です。
最近は手術の技術も格段に向上し、ほんの数センチ~数ミリ単位の傷で済むようになりました。
でも、リスク0ではありません。
感染症の問題ではありません。今の時代それは滅多に起こらないでしょう。
それよりも「筋肉」の問題です。
元々、人間の身体は全体でもって一つのバランスを維持している物凄いバランス体です。
手術とはそのバランスにメスを入れるという事。
- 傷口の癒着による引きつり
- 筋機能のバランスが崩れることによる違和感
- 傷口からの感染 (これはヘルニア手術では極めて低い可能性と思われる)
実際的な機能低下より、感覚的な違和感が付きまとう場合が結構あります。
そういった手術の対象である「ヘルニア」とは違った場所でも変化が生まれるという事実。
その可能性もしっかりと頭に入れた上で、手術に臨むようにしてください。
ここまでしつこく書いているのは「後悔」だけはして欲しくないから。
ここでは手術に踏み切る前に、ヘルニアンに理解をしてもらいたい事を幾つか述べました。
決して手術を否定している訳ではありません。
ただ、手術の後の結果が希望通りでなかった時に「後悔」をして欲しくないのです。
手術前には誰もが希望的観測で物事を進めます。
- 「万が一の可能性なんてとても低いから大丈夫だよ」
- 「今までの経験からも安心していいってさ」
- 「まず、心配要らないって言われたから大丈夫」
- 「あれは昔の話で今は殆ど0%に近いってさ」
こういった言葉は本当に励みになる。励まされる。
でも、実際のところは手術を実際にして、終えて初めてわかる事。
誰にも前もって断言できるものではないのです。
そして、それだけ心強い言葉を貰って、結果が言葉通りではなかった時。
全ての結果はヘルニアン自身が背負うしか無いのです。
責任なんて誰も取れません。術前に書類にもサインをしているはずです。
この時になって、初めて後悔をするヘルニアンが非常に多いのです。
「もっと慎重になるべきだった・・・・」
結果責任を自分で背負う覚悟の無いヘルニアンは手術という選択肢は早い。
「治る事だけしか考えていない」のは自分の身体の責任者として無責任なのです。
強力な治療法には副作用もある。
この事実を承知の上で、最速復帰を希望したはず。
だからこそ、徹底的に調べて調べて、不安材料を限りなく「0」にして、その上で最後に残る、やむを得ないリスクを自分で受け止める覚悟をする。
世界でたった一つ、代わりのない身体にメスを入れる決断なのだから、それくらい慎重になってもバチは当たらない。
むしろ、今慎重にならないで、いつ慎重になるというのだ??
だから、覚悟を決め、手術を選択したヘルニアンにこう伝えたい
覚悟を決めた君なら安心だ!
リラックスして臨むべし!
○ 最速復帰を希望するヘルニアンの強い味方はこれだ!
ここでは最速復帰を希望するヘルニアンにとって、心強い味方を紹介します。
主に、外科手術の紹介です。
- 1.PLDD (レーザー椎間板減圧術)
- 2.PELD (経皮的内視鏡椎間板ヘルニア摘出術)
- 3.MED (内視鏡によるヘルニア摘出術)
- 4.MD (顕微鏡によるヘルニア摘出術)
- 5.LOVE (目視によるヘルニア摘出術)






