カイロプラクティック:西洋医学に属する手技療法
多くの方が「東洋医学」と間違えるカイロプラクティック
カイロプラクティックと聞いて、「西洋医学」としっかり認識できる人はどれくらいいるでしょうか。カイロプラクティックは多くの方が今も「東洋医学」だと勘違いをしている手技療法です。
- カイロプラクティック
- オステオパシー
- スポンディロセラピー
「何それ?」と思われた方もいるかと思いますが、この3つが「アメリカ3大整体術」と呼ばれる「手技療法」です。つまり、カイロプラクティックとは「アメリカ生まれ」の手技療法であり、代替医療(※)なのです。
※カイロプラクティックは正確には「西洋医学」ではなく「補完代替医療」という枠組みになります。ただし、本サイトでは「西洋医学/東洋医学」の枠組みでまとめています。
背骨の歪みに着目するカイロプラクティック
カイロプラクティックでは身体に起こる不調の根幹には「背骨(脊椎)の歪み」が大きく関わっていると考えています。脊椎は脳から身体の各部位に伝わる生体電流の通り道です。その脊椎が歪む事によってその生体電流の流れが阻害され、その結果として身体に不調という異常事態が発症する。
これがカイロプラクティックの基本理論です。
脊椎の歪みを正し、頭から足先までの神経伝達を正常化する
カイロプラクティックは脊椎の歪みを取り除く事を主な目的としています。ですので「骨格矯正」を基本的に行います。ですが、いきなり矯正を行うわけではありません。骨格矯正をかけるにはしっかりとした事前準備が必要になってきます。
- ①問診 :まずは患者さんの状況を問診します。
- ②視診 :患者さんの重心/歩き方などから骨格を確認します。
- ③触診 :実際に手で触れて、身体の状態を確認します。
- ④準備施術 :骨格矯正の前段階としてコリ固まった筋肉をほぐします。
- ⑤骨格矯正 :歪んだ骨格をアジャストメントで微調整を行います。
- ⑥事後施術 :歪みのなくなった骨格での運動療法です。
- ⑦生活指導 :再発防止の為に生活習慣等の指導を行います。
この一連の流れが通常のカイロプラクティック(他の手技療法も基本的に同じ)の施術となります。
カイロプラクティックに通われる人の代表的な症状
- 慢性椎間板ヘルニア
- 椎間捻挫(急性椎間板ヘルニア)
- 肩こり(頸肩腕症候群)
- 四十肩/五十肩
- 坐骨神経痛
- 椎間板ヘルニア
- 関節リウマチ
- 坐骨神経痛
上記の症状で悩まれている方がカイロプラクティックに通われ、改善しているようです。
日本では民間療法の為、自己負担診療
カイロプラクティックは生まれ故郷であるアメリカを含め、多くの国で「法制化」が進み、保険適用を受ける治療法としてその社会的立場を確固たるものへとしています。
ですが、残念ながら日本ではまだ法制化が整備されておらず、「医療行為」ではなく「類似行為」とされています。その為、健康保険等の保険適用を受ける事ができず、全額が自費負担による診療となってしまうのが欠点です。
平均的に10分1,000円が民間療法の相場
カイロプラクティックに限らず、民間療法とされている治療の平均的な料金は「10分1,000円」程度です。そして一回辺りの治療は全身をしっかりと治療したとして40~50分はかかると見て下さい。
1回あたりの料金は5,000~7,000円程度になるようです。
法制化の問題は質の問題だけではない。
「カイロプラクティックや整体が法制化しないのは技術的に問題があるからだ」と考える人も多いかと思います。
ですが、考えてみて下さい。そんな危険な技術がどうしてアメリカやその他30カ国もの国で法制化がされているのか。
カイロプラクティックの法制化はカイロプラクティックの「施術法」としての技術の問題に限るものではなく、もっと複雑な問題が横たわっています。それはカイロプラクティックの生まれ故郷であるアメリカやその他の法制化を実現した国でも起こっていた事です。
詳しく解説するのは別の機会に譲るとして、カイロプラクティックを受けようか悩まれている方にはこれだけは伝えたいと思います。
カイロプラクティックはアメリカ含め世界30カ国で法制化がされている技術です。
※注)残念ながら、日本には法整備の停滞から実質的な技術検定機関がなく、誰でもカイロプラクティックを始められる状態であり、確かに技術が未熟なカイロプラクティック治療院もあります。






