接骨/整骨治療について
鍼灸と共に日本の医療を支えた伝統医療
接骨/整骨として皆さんも耳にするこの手技療法は正式には「柔道整復術」と呼ばれる日本の伝統医療です。
現代での整骨/接骨とは多くの方が「椎間板ヘルニア」「肩こり」「膝痛」といった症状で診察を受けられているかと思いますが、実は「柔道整復術」が最も得意とする症状は「外傷」です。
- 骨折
- 打撲
- 捻挫
- ムチ打ち
- 脱臼
等の症状が実は「接骨/整骨=柔道整復術」の得意分野なのです。
驚かれましたか??
殆どの方が「え?骨折って整形外科か外科じゃないの??」と思われたはずです。
確かに現代の「外傷疾患」は西洋医学の「外科/整形外科」での診察が一般的になっています。ですが、西洋医学が日本に広まるまでは実は「接骨/整骨=柔道整復術」が外傷疾患の治療の主役だったのです。
元々は外傷疾患を専門に行っていたのですが、「西洋医学の普及」に伴い、歴史の流れの中で「外傷疾患の治療」という役割を「外科/整形外科」へとバトンタッチするに至りました。
そんな中、「接骨/整骨」は徐々に役割を手技療法としての「健康促進/健康増進/健康維持」という方向へとシフトしていきます。
これが、現在の「椎間板ヘルニア」や「肩こり/四十肩」「膝痛」「坐骨神経痛」「関節痛」といった「生活習慣病/慢性疾患」への処置を主流とする「接骨/整骨」の流れへと繋がっていくのです。
※勿論「整復術」を最も得意とする治療院も数多くありますが、徐々にその数は減少傾向にあるようです。
物理療法/理学療法/手技療法の活用が一般的
現代の「接骨/整骨」治療院は主に「生活習慣病/慢性痛」への対処を主流としていますので
- 慢性の椎間板ヘルニア
- 急性の椎間板ヘルニア(ぎっくり腰)
- 肩こり
- 四十肩/五十肩
- 関節リウマチ
- 坐骨神経痛
- 関節痛
- 神経痛
といった疾患への治療/施術を得意としています。
そしてその治療に用いられる方法は
- 手技療法 > 手による施術
- 物理療法 > 電気/温熱/赤外線等による治療法
- 運動療法(理学療法) > リハビリ運動など
が一般的となります。恐らく、今はこの治療法を受けに通院されている方のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。
※勿論「柔道整復」を第一にして治療を実践されている接骨/整骨院も多々ありますが、ここでは業界全体の流れから一般論について述べています。
※接骨/整骨が何故、「生活習慣病/慢性痛」等への対処を主流としているのかについては、その要素は多々ありますので、ここでの言及は控えますが、その代表的な1例が「介護保険」への柔整師の参加があげられます。
各種保険取り扱いにより、高い経済性の手技療法
「柔道整復師」は国家資格として法整備がなされています。
その為、1回辺りの治療料金がとても安いのが特徴的で、平均すると1回あたりは5~600円という他の手技療法に比べるととても経済的です。
ですので、学生さん等の大きな負担ができない患者さんには軽い負担で定期通院が可能な手技療法となります。






